2011年04月
2011年04月25日
鳩の嗅覚
真夜中から夜明けまで、ひとりで黙然とパンを作っている青年がいます。
大きな病院の近くの小さなパン屋さんで、朝には6時半から溢れんばかりの沢山の種類のパンが並んでいる。
冷蔵ケースいっぱいのサンドウィッチ、コロッケや唐揚げのパン、リンゴのサラダや焼きそばのパン、お豆のサラダパン、ゴマチキン、カレーパン、チーズとくるみのパン、
ショーケースから溢れて、棚にはお菓子パンがこぼれ落ちそうに並べてある
あんぱん、クリーム、メロンパン、アンドーナツ、バナナのドーナツ、レモンのドーナツ、きなこのドーナツ、豆乳のパン、たまごのパン、黒糖むしパン、そして、手作りのプリン
挙げだしたらきりがない。
朝早くから病院の患者さんや、お医者さん、お見舞いに来る家族、
近所のおじいさんや中学生、サラリーマンにOLさん、そしておばちゃんたち、と
ひっきりなしにお客さんがきます。
がんばらないといけない日は、私もここでメロンパンを買います。
夜中に、このパン屋さんの前を通るのが好きです。
すこし開いた厨房の窓から、オレンジ色の灯りがもれて、
中ではパン屋さんが一人、黙々とパンをこねている。
ラジオ深夜便がほのかに流れていて、本当に一人の静かな世界の中にいる。
夜の道には、パンのにおいが静かに流れる。
~
今朝はめずらしくお客さんがおらず、ただお店のドアの前に、鳩が一羽いました。
自動ドアーのマットを踏むけれど、もちろん開かない。
鳩は、ここがパン屋さんだと、知っている感じでした。
マットを踏んだらいけないような気がして、パンを買わないで通り過ぎましたが、
鳩の嗅覚はどんなだろう、と一日考えました。
2011年04月23日
4/23(sat) 「声楽的手法と器楽的手法の巡間」 Live !
4/23(sat) 外苑前 Zimagine
『声楽的手法と器楽的手法の巡間』
with 伊藤志宏(pf)
open 19:00
start 19:45
charge 2500yen+1d
今夜、
伊藤志宏さんとのデュオ
「声楽的手法と器楽的手法の巡間」のライブがあります。
春の雨が強いですが、
どうぞ、みなさま、遊びにいらしてくださいませ。
地下の素敵なお店Zimagineで
まったく違った空間に飛び込めるかもしれません。
『声楽的手法と器楽的手法の巡間』
with 伊藤志宏(pf)
open 19:00
start 19:45
charge 2500yen+1d
今夜、
伊藤志宏さんとのデュオ
「声楽的手法と器楽的手法の巡間」のライブがあります。
春の雨が強いですが、
どうぞ、みなさま、遊びにいらしてくださいませ。
地下の素敵なお店Zimagineで
まったく違った空間に飛び込めるかもしれません。
2011年04月14日
4/14 日暮里Bar Porto Live!
4/14 日暮里Bar Porto
open 19:00
start 1部 19:45- / 2部 21:00-
charge 2500yen
guest Ariel Asselborn
日暮里の素敵な隠れ家、Bar Portoで、
ソロライブをさせていただきます。
今回、スペシャルゲストで、
アルゼンチンの素晴らしいアーティスト
Ariel Asselbornさんをお迎えします。
昨年10月に教会でご一緒させていただいて以来、
久しぶりの共演になります。
やわらかさと強さ、静けさと激しさが内在する彼のギターと声は、
聴いた瞬間に、心をさらい、強く揺さぶります。
さぁ、とても楽しみです。
がんばらなくては。
どうぞみなさま、ぜひあそびにいらして下さいませ。
open 19:00
start 1部 19:45- / 2部 21:00-
charge 2500yen
guest Ariel Asselborn
日暮里の素敵な隠れ家、Bar Portoで、
ソロライブをさせていただきます。
今回、スペシャルゲストで、
アルゼンチンの素晴らしいアーティスト
Ariel Asselbornさんをお迎えします。
昨年10月に教会でご一緒させていただいて以来、
久しぶりの共演になります。
やわらかさと強さ、静けさと激しさが内在する彼のギターと声は、
聴いた瞬間に、心をさらい、強く揺さぶります。
さぁ、とても楽しみです。
がんばらなくては。
どうぞみなさま、ぜひあそびにいらして下さいませ。
2011年04月10日
春がくること
桜が満開になりましたね。
突然、ジャンボわたあめのように、ボムっと木が巨大化するようで、
いつもびっくりします。
道を歩きながら、
あらあちらにも、おやここにもあったのね、
などと、キョロキョロする。
若い芽の緑と淡い桜の花びらの色合わせは
本当にやわらかくていい。
川辺を歩いたり、人のうちの庭を眺めたりして
ぶらぶらと散歩しました。
春がいつもどおりくること。
すべてのリズムが立ち止まっているような中で、
自然は約束どおりに進んでいるようで、
それを残酷と思うのと、それに救われた気持ちになるのと。
どちらもありながら、「春だなぁ」とただ何回も思いました。
:::
アリエル アッセルボーン さんと、
6月にコンサートをさせていただくことになりました。
今日、アリエルさんとリハーサルがあり、「blogに載せたよ!」とみせてもらいました。
とても丁寧に載せて下さっていて、びっくりしました。
本当に光栄なことです。
取り急ぎ、こちら からみることができます。
みなさま、ぜひみてみて下さい♪
わたしも、またあらためて、こちらでお知らせします。
きっと素晴らしいコンサートになることと思います。
ぜひぜひ、みなさまのお越しをお待ちしております。
2011年04月03日
プラッサオンゼ後期
昨日、ライブにお越し下さった皆様、
本当に、ありがとうございました。
このような状況の中で、たくさんのお客様にお会いできたことは、
大変うれしいことで、感動しました。
「いつもの風景」に戻っていくこと、
そして少しずつ、元気や自信を取り戻していくことで、
人を思いやる温かい気持ちが、ひとりでに生まれてくるのかもしれないと
昨日は、感じました。
人を思いやる温かい気持ちが、ひとりでに生まれてくるのかもしれないと
昨日は、感じました。
皆様から、たくさんの元気をいただきながら、
すこし光の方向がみえました。
ありがとうございます。
< Set list >
= 1st =
1. 霧とランプ
2. Little Humming
3. 夜明け
4. グライダー
5. 深海の子守歌
6. プロペラ
7. 空の合図
= 2nd =
1. 花の名前
2. すみわたる
3. 鉱夫の祈り(詞/曲 高田渡)
4. 青すぎる青
5. 綱渡りの少女
6. 夕坂
7. バイバイバード
8. ブエノスアイレス
=encore
風の歌を聴く