2014年12月10日
山の木と大鋸
虫がおそろしかった。
小鳥のくちばしがおそろしかった。
若芽はのびた。
こんどはナイフがおそろしかった。
杖を切りに来る人がじろじろとその辺を見回しながら通っていった。
木はようやく太くなった。
小鳥が虫を探しに来てよくとまる。
今は小鳥は愛らしくなった。
しかし なたがおそろしい。
庭の野菜の小さな芽をみる時や、
初めてのことに臨む時や、
なにかにつけ、ひょいひょいと
志賀直哉のこのお話が頭を横切ります。
このテンポが清々しい。
小鳥のくちばしがおそろしかった。
若芽はのびた。
こんどはナイフがおそろしかった。
杖を切りに来る人がじろじろとその辺を見回しながら通っていった。
木はようやく太くなった。
小鳥が虫を探しに来てよくとまる。
今は小鳥は愛らしくなった。
しかし なたがおそろしい。
庭の野菜の小さな芽をみる時や、
初めてのことに臨む時や、
なにかにつけ、ひょいひょいと
志賀直哉のこのお話が頭を横切ります。
このテンポが清々しい。
drecom_comamimi at 09:43│Comments(0)│TrackBack(0)